ほくろの除去方法
もぐさ
ほくろ除去は病院などの医療機関で行う他、自己治療法として「もぐさ」を使ったものがあります。このもぐさとはヨモギの葉を原料としたもので、ヨモギに含まれる精油成分が肌に程よい温熱刺激を与えて、皮膚の上で燃やすことによって生じる血流改善や免疫の向上などの温熱作用がいろいろな疾患に効果があるとされています。
除去方法としては、ほくろの上にもぐさを適量置いて火をつけることで完了です。つまり「お灸」と同じです。1日1回このお灸をすると1?2週間でほくろが取れるということです。このもぐさを使ったほくろ除去は手軽で費用もさほどかからないという点からかなり好評のようですが、自己治療による危険性もあることを理解しておかなければなりません。
ほくろは、メラニン色素を生成するメラノサイトと良く似た母斑細胞が異常増殖したために起こる良性の腫瘍です。そのまま放置しても問題は無いのですが、一見ほくろに見えるものが実は悪性黒色腫(メラノーマ)だったということも稀にあるのです。
このメラノーマは皮膚ガンの一種で、そのまま放置していると症状によっては命に関わる危険性も持っています。もしもこのメラノーマを普通のほくろと思い、もぐさで焼き取ろうとしたなら、メラノーマは過剰な刺激を受けて活性化し、転移や増速を繰り返して果ては取り返しのつかない事態となってしまうのです。
専門機関でも疑わしいほくろについてはレーザー治療は行わず、電気凝固法や切除縫合法の治療法を選択します。もぐさでのほくろ除去はこのような危険性があることを理解した上で除去方法を選ぶようにしてください。